Career
Interview

キャリアインタビュー

NTTグループならではのブランド力と
技術力が評価されている。
その期待に応えた街づくりに挑戦したい。

宮本 紘史

住宅事業本部 事業創生部
担当課長代理(取材当時)
2022年入社

Interview

新卒で入社したデベロッパーで住宅分野の開発案件を手掛けていた宮本は、いったん業界から離れたが、NTT都市開発を新たな舞台に選び、再挑戦することになった。同じ住宅分野であるものの、NTT都市開発ならではのブランド力や技術力に社会から大きな期待を寄せられていることを感じ取っており、それに応えたいと語る。

Chapter01

住宅分野での経験を生かしながら
新鮮な気持ちで働きたかった。

NTT都市開発に入社するまでのキャリアを教えてください。

成果が形で表れる仕事に魅力を感じて、新卒時にデベロッパーに就職しました。そこでたまたま住宅事業担当になったことが、現在につながっています。当時の思い出としては、約70組の地権者さんと話し合いを重ね、5年以上かけて老朽化したマンションの建替えを実現したこと。検討過程において厳しいご意見をいただくこともありましたが、最終的に建替えることができたときは「終の棲家ができて嬉しい。ありがとう」と感謝の言葉をいただき、「喜んでいただける・世の中のためになる」仕事ができたと感慨深いものがありました。親戚の仕事を手伝うこととなり不動産業界から一度離れることになりましたが、改めて会社員に復帰することとなった時に、迷わずやりがいを感じていたデベロッパーの仕事がしたいと思い、親交の続いていた設計会社や不動産コンサルの方に相談したところ、期せずしてNTT都市開発の名前が出てきました。「新しいことにチャレンジしている・社員が楽しそうに働いている」と聞き心が動きました。また、私自身はNTT都市開発と一緒に仕事をした経験がなかったので、新鮮な気持ちで働くことができるのではないかとも考えました。住宅系の分野で、前職での経験を生かしながら、またお客様に喜んでいただけるお手伝いができるならいいなという想いで入社を決めました。

Chapter02

“ひと癖”ある住宅用地の
課題を解決していく喜び。

現在の仕事内容について教えてください。

住宅事業本部事業創生部における私の役割は、住宅開発用地の仕入れをすることです。不動産仲介会社や信託銀行などから情報を得て、取得の検討をします。また、当社の場合は、NTTグループのCRE 戦略に基づき、NTTグループの社宅跡地などの有効活用の検討も行います。また、前職で経験した法定再開発やマンション建替えといった事業も担当しています。

仕事のやりがいは、どんなところに感じていますか。

前職での経験を期待されてか、“ひと癖”ある土地を担当することが多いように感じます(笑)。単純ではない課題をなんとか解決できた時には喜びを感じますね。入社後、直接隣地所有者様と交渉を行い、住宅用地として開発できる状況まで整理した案件が複数あります。時間と労力は掛かりますが、何度も会話を重ねることで本音で語り合える信頼関係を構築していき、問題解決を図っています。

仕事をしていくうえで、工夫していることはどんなことですか。

開発用地の購入や法定再開発事業などへの参画を検討する際、売上や利益について正確に検証する必要があります。また、事業の仕組みや想定されるリスクも細部に至るまで説明できなければなりません「前例がこうだから大丈夫」といった曖昧な理由ではなく、きちんと説明できるだけの根拠を追求するように心掛けています。

Chapter03

「One Team」で取り組む
総合力の高さと誠実さ。

前職と現職で、どんな点に違いがありますか。

住宅用地を仕入れることが私の所属部署の役割ですが、建築の知見を持つ担当部署と連携して検討することが徹底されていて、「One Team」で取り組む意識がとても強いと感じています。あるプロジェクトの提案段階で、住宅事業本部のトップから「せっかく地権者さんからいただいたチャンス。価格だけでなく、建物のデザインなども含めて良質な提案をするように」と号令が下り、建築部門と密に連携した結果、すごく質の高い提案をすることができました。こうした総合力の高さと誠実な取り組み姿勢はNTT都市開発ならではのものと思います。

NTT都市開発の強みを感じる場面はありますか。

現在、ある地方都市の活性化をめざし再開発事業のご支援をしています。NTTの冠にはある種のブランド力がありますが、地方ではとりわけ強いインパクトがあると感じています。地権者や行政の方々と話し合いをしていますが、NTTグループだからできるICTにおける確かな技術力や信頼性が高く評価されています。首都圏とは異なる地方都市にとって必要なこと、あるいは地方都市だからできることは何かを考えながら、NTTグループの強みを生かした提案につなげたいと思っています。

働き方で、気に入っているところはありますか。

NTT都市開発では「有給休暇をしっかり消化するように」と言われて驚きました(笑)リモートワークを自在に使いながら仕事をしている人もいます。私自身も現地調査や打ち合わせで外出した際に、会社が契約しているサテライトオフィスを利用することはよくあります。事務作業はサテライトオフィスでもできるので、非常に効率のよい働き方が可能になっています。

会社の雰囲気はいかがですか。

先ほど「One Team」の意識が強いことについて触れましたが、それぞれ担当している仕事があるなかで、他部署からの相談事であっても、きちんと時間を取って対応してくれるところに感激しています。他部署の仕事のお手伝いだからと中途半端な意識を持つのではなく、一つの仕事として全力で取り組む姿は、NTT都市開発の優れたカルチャーだと感じます。そういう意味で一体感があり、とてもよい雰囲気で仕事ができていると思います。

Chapter04

複合的な開発案件にも携わり
自分のポテンシャルを高めたい。

業務において挑戦したいことはどんなことですか。

用地仕入れの手法をもっと多様化したいと考えています。特に法定再開発事業やマンションの建替えの案件は、住宅事業本部としてはまだまだ少ないのが現状です。前職での経験をもっと生かして、「宮本が来てくれて助かったよ」と言われるような貢献ができたらいいなと思っています。

その挑戦のために、どのような努力が必要ですか。

これまで培ってきた経験・知識をより正確なものにし自分の言葉で説明できるようにすることです。振り返ってみると、なんとなく分かったつもりでやり過ごしてきたことがたくさんあるように感じています。例えば不動産開発業務で税務はつきものですが、何度も税理士などに聞いているはずなのですが、いざお客様に質問されたときに、自信を持って答えることができないとか・・。対社外・社内どちらでもそうですが、相手に信頼してもらえて、初めて新しいことに挑戦することができると思っています。

今後のキャリアをどう描いていますか。

これまで社会人1年目から住宅事業に取り組んできて、それなりに経験を積むことができたので、今後は住宅と商業施設、あるいは住宅とオフィスといった用途ミックス型の開発にも携わりたいと考えています。今後ますます単純な住宅開発ではなく複合的な開発案件が増えていくと思いますし、住宅を手掛けてきたキャリアを生かしながら、自分のできる領域を広げ、ポテンシャルを高める仕事をしていきたいと思っています。

キャリア採用に挑戦しようと考えている人にメッセージをお願いします。

ブランド力や先進的なICTなど、NTTグループだからできる街づくりがありますので、当社では他のデベロッパーと一味違う仕事をできます。支店と連携し地方都市の案件に関わることもあり、いろいろなパターンの仕事ができる環境にあります。また、NTTグループのCRE案件は、さまざまな可能性を秘めていると感じますので、新しいことにチャレンジしたい方には魅力的だと思います。私の在籍する部署もそうですが、キャリア採用の社員は多いですし、興味のある方はぜひ門をたたいてみていただければと思います。